Yahoo BB を利用するようになり、３ヶ月が過ぎました。多少のトラブルはありましたが、とりあえずは解約しないで使えています。まあ、どんなものがあったか、備忘録として、残しておきましょう。
Yahoo BB は、いまだに ADSL モデムを配布しています。多くの ADSL プロバイダで、ルータのレンタルが多くなってきている中で、かたくなに ADSL モデムを配布しています。しかし、この ADSL モデムには、謎な機能があります。
Yahoo BB の宣伝文句の中に、無線 LAN が標準装備、ということがあります。この無線 LAN利用時には、PC に割り当てられる IP アドレスは、Yahoo BB が配布する グローバルアドレスではなく、プライベートアドレスが割り当てられます。Yahoo BB の利用者であれば知っているとおり、Yahoo BB では DHCP でグローバルアドレスを割り当てています。にも関らず、無線 LAN 利用時にはプライベートアドレスが割り当てられている、これはどういうことでしょうか？
ADSL モデムの先がグローバルアドレスであり、ADSL モデムから内側がプライベートアドレスであることから、Yahoo BB のトリオモデムが、実はルータ機能を内蔵していることは疑いのない事実です。少なくとも、アドレス変換をしている以上、ルータ機能を有していることには、違いはありません。なぜに有線 LAN で使用できるようにしないのでしょうか？折角の無線 LAN が、一台しか利用できないこととあわせて、謎な仕様です。
DHCP で配布できるのはわかりますが、ホスト名まで配ってしまうのは、どうかと思います。特に、Dynamic DNS を使っている環境では、ホスト名が変換されてしまい、設定が間違っているのではないかと誤解してしまいます。あまり余計な物は配布しないで欲しいです＞Yahoo BB
Internet 接続中に、突然モデムのランプが全消灯してしまう事態が発生しました。すぐにランプが次々点灯し始め、すぐに回線が再接続されましたが、その後もしばしば全消灯してしまうことがありました。単なる Web 閲覧中であれば、回線が遊んでいるだけのことになりますが、iso イメージのダウンロードをしている時などは、洒落にもなりません。その後、Web で調べたところ、どうも Yahoo BB ではあまり珍しくない状態のようで、なかなか不安が残ります。
Yahoo BB に切り替えた当初、Linux で Router 化させていたのですが、いろいろな設定が面倒になってきたので、安価になったブロードバンドルータを購入することにしました。ヨドバシカメラで安かったので、あまり考えずに購入しました。
しかし、Router の低価格化は驚くばかりです。以前 Planex BRL-04A を購入した時にも、ルータが 10,000円を切るようになったことに驚きましたが、今回はなんと5,000円を切っているのです。それでいて、スループットは 50Mbps を超え、VPN パススルー機能を搭載し、静的 NAT や DMZ の構築などもサポートされているなど、機能的には十分満たされています。ADSL がこれだけ普及したこともあり、コマーシャルベースで採算ラインをクリアできるようになっているため、安価になっていると感じられ、非常にありがたいですね。
Last Update is 2003/11/15.