メインマシンの座についた ThinkPad 570 ではありましたが、いかんせんメモリが不足しているのは、いかんともしがたいものがありました。しかし、オークションなど見かけるメモリは、最近主流となった PC100 ばかりで、ThinkPad 570 のような PC66 のものは、ほとんど見つけられませんでした。別途、新品を購入することも考えましたが、果たして安価に見つけられるのか、という部分で疑問があり、なかなかふんぎりがつきませんでした。しかし、日が進むにつれ、私の我慢も限界に達しました。
オークションだけでなく、いろいろなサイトを検索してみたところ、多くのサイトで、PC100 を積んで、問題なく動作しているという報告が上がっていました。たしかに、一部では不動の動作報告もあり、100％ 確実に動作するわけではないようですが、128MB が5,000円という安さは、何者にも変えがたいものがありました。入札をしてはいたものの、あっさり 7,000円 over になり、やっぱり駄目かな、と思っていたのですが、根気よく（こんなときには根気がわき出すのは、私の物欲の深さゆえでしょうか 〜＿〜；；）さがしてみると、まだそれほど入札されていない物件を見つけることができました。あまり人目につかなかったのか、結局私以外の入札はなく、あっさりと落札してしまいました。
さて、落札はしたものの、一抹の不安を残して、メモリは到着しました。というか、実はこの時に日和っているのです。なにかというと、あまりにも我慢できず、あっさり ThinkPad 600 から 128MB メモリを剥ぎ取って、ThinkPad 570 に装着してしまったのでした(爆)。だったら最初からそうすればよかった....と管んが得たときは、すでにあとのまつりでした(爆)。
届いたメモリは、再度オークションに出そうか、とも思いましたが、それでも、もしかすつと使えるのでないか、という欲深な願いにより(爆)、ThinkPad 600 で試験されることになりました。メモリの物理形状的には、ThinkPad 600 は ThinkPad 570 よりも余裕があるので、都合が良いともいえます。装着に当たっては、特に問題もなく、あっさりと差し込めました。運命の通電は迫っていました。
久しぶりに私は緊張していました。さすがに博打に近い買い物であり、動かなくても誰にも文句はいえません。しかし、日ごろの行いが良かったのか(爆)、私の悪い予感は見事にはずれました。ThinkPad 600 はあっさりとメモリカウントを始め、正しく 160MB（32MB+128MB）を認識し、Windows 2000 が起動しました。PC66 のマシンであるため、動作速度の改善などは見込めませんが、安価にメモリを入手できたことは幸運でした。
HDD とメモリという、ThinkPad 570 のウイークポイントはきちんと強化できました。あとは、キーボードを英語キーに交換すれば完全ですが、さすがにこの機体は、いじらないで使いたいので、当面は日本語キーボードのままで使用することにします。そのうち、勢いあまると、どうなるかわかりませんが。
Last Update iｓ 2001/06/29