ThinkPad T43 レビュー

T41 との比較をしてみました。


 新たに加わった ThinkPad T43 は、おそらく、最後の IBM ロゴマシンになるのではないかと思います。15インチ液晶のマシンは、これまでもいくつか購入していますが、自分での使用という意味で購入するんのは、よく考えてみても、初めてのことだと思います。包装を開いた時には、ちょっとでかいな、と感じましたが、T41 と比較して、どの程度違っているのでしょう。

 ちょっと斜に構えた状態で撮影してみました。単独では、あまり変わった気はしないところですね。

 T41 と並べたところです。左側が T43、右側が T41 です。並べてみると、ちょっと大きいかな、という感覚にはなります。

 真横においてみると、その差は明確ですね。T43 が 15 インチモデルですから、液晶部分および本体部分が T41 よりも伸びているということがわかります。本体手前の処理は、T43 では、A シリーズに類似する形となっています。そのためか、1インチの差以上に大きく感じますね。

 T43 のインジケータ部分です、BlueTooth の表示が無線 LAN と Caps Lock の間に増えています。もっとも、BlueTooth のデバイスは、私はまだもっていないんですよね(笑)。

 T43 に搭載されている、指紋認証デバイスです。Windows ではドライバがあるのですが、Linux 用ってあるのでしょうか?もっとも、UGA の端末で、一行に認証に成功しないという苦痛も味わわされているので、使うかどうかは不明ですね。

 T43 のパームレスト先端の処理です。A シリーズに準じた形となっているため、実際よりも大きく感じます並べてみるまでは、かなり大きくなっているように感じましたが、実際には若干の差でしかないようです。

 T41 のパームレスト先端の処理です。フチをいっぱいに使っていることもあって、あまり厚みを感じさせないデザインとなっていたのですね、丸くなっていることも、厚みを感じさせない要因なのかもしれません。

 T43 の液晶と本体の間の隙間です。T41 までと比べて、明らかに開いています。液晶を支えているフレーム周りの隙間も大きくなっています。液晶のサイズ拡大による重量増加を受けてなのだと思いますが、かなりの違和感を感じます。ある意味で、大胆なデザインになったのかもしれません。 

 T41 の液晶と本体の隙間です。ないわけではありませんが、ほとんど気づかないレベルであり、T43 とは明らかに異なります。SXGA+ の 14インチモデルでは、どちらの隙間になるのでしょうか?


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