ThinkPad X200s の導入

〜きっかけは、ただの冷やかしだったw〜


購入までの経緯

 新しくマシンを導入しました、ThinkPad X200s です。B5 Note は外していたのですが、X40 の代替機を考えていたら、X200 シリーズだろう、となるのは必然でした。ただ、すぐに購入に至るかといえば、よほど良い出物があれば、というレベルでした。

 X40 の代替機とするのは、1.8" ATAPI な SSD の入手が難しくなることにありました。使い始めて、2年以上経過していますので、そろそろ読み込み不良セクタっが出てきてもおかしくはない状態といえます。そもそも X40 の弱点は、搭載している HDd が特殊であること、にありました。1.8 サイズで ATAPI は、いくつかのマシンには搭載された模様ですが、その特殊性がゆえに、製品ラインナップが増えることはありませんでした。その結果、世代の更新は進まず、ガラパゴス化の一歩をたどりました。

 X40 の名誉のためにいえば、HDD を SSD に変えるだけで、劇的に使えるマシンになりました。とはいえ、Server 用途に使うマシンに SSD は狂気の沙汰と言えるので、そちらには 1.8" HDD を搭載しています。HDD のアクセス速度の悪さが、マシン全体の価値を引き下げているのは、間違いない、と使ってみて思いました。

 X40 もヤフオクにて入手しました。その後液晶割をへて、2代目を購入したわけです。初代については、自宅の GW マシンとして、現在余生を過ごしています。負荷は少なめなので、X40 の PenM・1。5GHz も十分に役立てくれています。

 B5 Note マシンは、キーボードが苦しいと思っていました。私にとって、最初の B5 Note は X20 でした。ただ、バッテリの持ちが悪かったので、あまり外に持ち出すことはしませんでした。今はどこにあるか、行方しれずになってしまいました(爆)

 X40 は拡張バッテリも購入し、モバイルマシンとして大活躍してくれました。JAM リュックの中身は、マイク&ミキサーか X40(Ultrabase付き)でしたね。それでも、次第に CPU Power 不足は否めませんでした。とはいえ、それほど重量級のアプリケーションを使っていたわけでもないので、特別問題もありませんでした。

 SSD は突然死します。それは、多くの先達が語っています。本来であれば、代替となる SSD を導入すべきです。しかし、今から探すのはいろいろと難しいのが正直なところでした。以前であれば、PS Plaza に行けば入手できるはず、といえましたが、ThinkPad の取り扱いから手を引いてしまった現在、このようなニッチなデバイスを入手するのは、相当に困難と言えました。

 ということで、マシンそのものを更新することになったのですw。

届いた X200s のファーストインプレッション

外観的には、使用感は多少あるレベルです。

蓋の一部のつめが破損しているのか、外装カバーがズレます。

 外装は、中古であることを考慮すれば、まあまあです。キータッチについても、実使用に耐えうるレベルで、ヘタリはあるものの、許容できるレベルでした。ぱっと見てはとくに損傷もないかな、と思っていましたが、実は天板に割れがあることが判明しました。実使用上は注意すれば問題ないレベルですが、LCD のリッドは、無線 LAN のアンテナが入っているところなので、扱いを間違えると、無線 LAN が接続不能になりかねません。この点は注意が必要でした。

 HDD については、160GB の SATA が入っていました。ですが、現在この HDD は使っていません。すぐに HGST HTS545050A7E380 に買い換えました。HDD のヘタリが気になったというより、中古である以上、HDD をそのまま信用することはできません。基本的に、中古でマシンを購入する以上、HDD については、ユーザーサイドでの交換が大前提、と考えています。

 メモリは、1GB 搭載ということで、少々物足りないところではあります。個人的には、2GB としたいところですが、とりあえず、メインで使用する OS は Vine Linux なので、1GB あれば、とりあえずは問題なしとも言えます。

 バッテリですが、実は X200s を落札してすぐに、ヤフオクで新品バッテリを購入しました。といっても、現在は付属のバッテリを使っていますが、思いの外、頑張ってくれています。もっと利用可能時間が短いかな、と思っていただけに、うれしい誤算でした。

 上が X200s で、下が X40 です。横幅は X200s が広く、縦幅は拡張バッテリを積んでいることもあり、X40 が長いです。

 キーボードには欠けや文字欠けもなく、割合に程度がよいと思いました。打鍵の感触的にも、多少のヘタリはありますが、それでも使うのに支障のないレベルで、特別問題視すべきところはありません。

 右側面です。上段の X200s では、サウンド、RJ11、USB2.0 が用意されています。RJ11 の脇にある蓋の中には、SATA の HDD が入っています。

 左側面です。4箇所の空気口が見えます。CPU の発熱が増加していることがわかります。USB2.0、RJ45(LAN)、PCI Express Card スロットが用意されています。CPU が Core 2 Duo となったことなどもあり、電源コネクタが大型のものとなっています。端っこで切れていますが、無線 LAN の物理スイッチが用意されています。このことに気づかず、設定中に無線 LAN が使えずに悩んでしまいました。

 X40 と比較すると、液晶面が小さくなったように見えます。これは LCD の上端が無線 LAN 用のアンテナになっており、wide 液晶となったことから、レイアウト的にも少し変わりました。X40 が英語キーボードで X200s が日本語キーボードなので、X200s のキートップが小さく感じれられます。Enter キーの大きさが日本語キーボードを主張していますねw。IBM のロゴがなくなったことが、一抹の寂しさを物語っています。

環境構築の苦労

 HDD を新規に購入していたので、旧 HDD から新 HDD への移行は必須でした。しかし、これがいろいろと苦労を引き起こすことになりました。手持ちのアイテムに 2.5" IDE/SATA 両対応ケースがありました。なので、これでつないで、直接コピーしよう、と思っていました。ところが、使おうとしたら、このケースが見当たりません。見つからない以上ダイレクトコピーは断念せざるを得ませんでした。

 次に考えた方法は、旧 HDD の内容を PartImage でバックアップして、新 HDD で復元する、という方法でした。この方法を行うためには、PartImage のワークエリアを設ける必要がありました。なので、旧 HDD に空き領域を作ることが必要となりました。これには GParted の USB イメージを用いました。

 GParted の USB イメージには、PartImage も含まれていますので、今回の用途にはピッタリです。T43 上で、USB メモリに GParted を導入し、X200s に装着して起動させたところ、狙い通り無事に起動しました。そして、プレインストールされている Windows XP の領域を 15GB まで圧縮し、できた空き領域に ext4 の領域を作成しました。この ext4 の領域が、PartImage のワークエリアになります。

 続いて PartImage を起動します。ここで問題が生じました。なんと PartImage が Windows XP の入っている NTFS 区画を認識しない(Unknown となる)のです!!!正直これは大誤算でした。PartImage に一縷の望みを託していただけに、落胆は大きかったです。とはいえ、以前 NTFS 区画を PartImage でバックアップした記憶はありましたので、何か方法が足りないはず、という結論となりました。

 google ってみたところ、どうやら一般ユーザーから起動すると PartImage は NTFS 区画を認識しませんが、root であれば認識する、という情報を入手しました。そこで、root shell から PartImage を起動させたところ、今度は NTFS 区画を認識しました。あとはバックアップを取れば良い、となります。

 PartImage のバックアップはスムーズに終了しました。さて、ここでどうやって、作成したバックアップのイメージを持ってくるか、になります。10GB 確保した領域が、PartImage のバックアップ作業後には、4GB を切っていました。なので、それなりの容量が必要です。手持ちは 4GB の USB メモリを2本使って、抜き取りました。

 新 HDD に入れ替えて、GParted にてワークエリアを確保して、3つのファイルとなっていたバックアップイメージを流し込み、リストアしました。ところが、新 HDD にはすでに Vine Linux 6.1 を導入してしまっており、第1パーティション(/dev/sda1) はすでに使用済みでした。このため、Windows XP の導入区画番号が狂ってしまうことになりました。冷静に考えれば当然なのですが、Vine Linux を導入する際にうっかりしてしまいました。

 あえて XP を持ってこなくても、とも思いました。ただ、使う用途によっては Linux では都合が悪い場合があります。ディスプレイの外部出力系を使おうとすると、私の力量不足もあって、Linux ではうまく行きませんので、Windows を使わざるを得ません。なので、入れる必要は生じていました。

左が ATAPI/SATA 両対応の USB 2.0 対応 HDD ケースで、右側が USB2.0 対応 DVD/CDRW Combo ドライブです。

 とあるきっかけで、HDD ケースと USB DVD/CDRW Combo ドライブが発掘され、自体は一気に動きました。再度、旧 HDD から新 HDD にコピーすることになったのです。

 左手側の手前の黒い USB メモリが GParted をインストールしたもので、奥のグレーのケーブルが USB 2.0 外付け HDD ケースです。LCD に写っているのが、作業状態を示しています。HDD のアクセスランプ(青)が点灯していることから、書き込みが行われていることがわかります。

 USB メモリから GParted(Debian)を起動させ、内蔵 HDD から USB2.0 外付け HDD にパーティションをコピーしています。GParted は、異なる HDD 同士のパーティションコピーをサポートしているので、このような用途にも使用できます。内部フォーマットの形式を問わないので、重宝します。15GB ほどのコピーが10分程度で終わったのには、正直驚きました。インターフェイスが SATA+USB2.0 なので、処理が早いのでしょうね。

 GParted はパーティションをまるごとコピーします。しかし、起動区画の IPL などはコピーしてくれません。なので、起動区画をコピーしたならば、Windows XP の CD-ROM で起動情報を復元することが必要となります。ということで、DVD/CDRW Combo ドライブの出番となります。しかし、ここに新たな問題が口を開いていました。なんと、Windows XP の CD-ROM からの起動が正常に完了しないのです。

 これんは正直参りました。とりあえず起動が完了しないことには、起動情報を書きなおすことも出来ません。なにが原因か、しばらく悩みました。いっそのこと、XP を捨ててしまうか、とさえ考えました。そんな時に、あることがふと思いつきました。

 (SATA が問題か?)

 X200s は SATA のマシンです。実のところ、メイン HDD が SATA のマシンは、W510 しかなく、そちらは Windows 7 を導入しているので、SATA であっても問題はありません。X200s が SATA HDD のマシンで Windows XP を入れる最初のマシンとなったわけです。経験値の不足は否めませんでした。

 うろ覚えの記憶に AHCI モードと互換モードがある、ということがありました。なので、早速 BIOS Setup を開き、SATA のモードを確認したところ、AHCI モードとなっていました。そこで Compatible モードに切り替えマシンを立ち上げ直すと、無事 Windows XP の CD-ROM のから起動しました。

 起動情報の書き直しも無事終わり、さあ、XP を新 HDD から起動させようとしたのですが、これが何故か起動して来ません。GParted で確認しても、中身は確認できますし、なぜ起動できないのか、わかりませんでした。

 (ええ、まだダメか)

 半ば諦めようかと思っていた時に、またあることがを思い出しました。

 (MS-DOS 系 OS はブートフラグが立っていないと行けないのでは?)

 GParted を再び使用して、パーティション情報を確認したところ、XP の導入されている第1パーティション(/dev/sda1) には、ブートフラグがたっていませんでした。そこで、/dev/sda1 にブートフラグを立て、再起動したところ、ようやく Windows が起動しました。とはいえ、今度は HDD 上の Windows XP が起動完了してくれないのです。

 (あっ、HDD のモード戻してなかった)

 ということで、SATA のモードを AHCI に戻したところ、こちらも無事起動するようになりました。

セキュリティフィックスの悪夢

 Windows が無事起動するようになり、まっさきに行うことは、Windows Update です。新規の Update はないかもしれませんが、これまで提供されているセキュリティフィックスは当てて置かないといけません。ということで、自宅の光回線で Windows Update を始めました。

 (えっ、123個?)

 さすがに、SP3 まで当たっているはずのマシンでも、かなり当てなければならないセキュリティフィックスがありました。回線の速度はあるとはいえ、これだけのパッケージを当てると、相当な時間がかかることが予想されました。案の定、アップデートだけで約1時間ほどかかりました。2世代以上前なのでしょうが無いですが、なかなか厳しいですねw。

 約1時間掛けて Windows Update を完了させ、Windows を再起動したところ、まだ当たっていないセキュリティフィックスが2つほどありました。それぞれが再起動を必要としたあたりに怒りを覚えましたが、やむを得ないところですね。

 とここまで Windows XP を設定したわけですが、このあとに行ったのは、Vine Linux 6.1 のインストールだったりします(爆)。ということで、さらに2時間ほどかかることになりましたが、なんとかインストールを完了しました。

Vine Linux 6.1 の導入

  Vine Linux 6.1 のインストールは、特別問題となるような部分はなかった、といいたいところですが、パーティション構成が特殊なため、事前に設定して置かないと行けませんでした。今回のパーティション構成は /boot 、/var 、/、swap と四パーティションとしました。事前に GParted にてパーティションを作成しておきました。同一の HDD 上には、基本区画4つ(拡張区画を作成する場合には3つ)作成できるわけですが、D2D 区画が基本区画となっており、真ん中に空き区画がある構成なので、自動設定が使えません。さらに、インストーラの制限で拡張区画内の論理区画が2つまで使えないため、インストーラでの区画作成では、すべての区画を作成できないことになってしまったのです。  

 インストール終了後にアップデートが必要なのは、Linux も Windows と同様です。どのくらいあるかな、とは若干の不安はありましたが、アップデートを掛けて見ました。その結果、なんと70個ものパッケージがアップデート対象となりました。こちらも結構あります。しかも、インストールデフォルトパッケージしか入れていない状態なので、ちょっとこわいところです。  

Vine Linux で追加導入したアプリケーション

Project Vine 謹製パッケージ

手動インストール

 まだ、導入しないと行けないパッケージはあると思います。おいおい、足りないパッケージが見えてくるはずなので、見つかり次第補っていきましょう。それでもメーラーはこのマシンにセットアップはしません。必要あれば、gmail にアーカイブしているので、Web mail で確認します。なので、特に必要ありません。

 さあ、これからどのように活躍させるか、が問題になりますね。UltraBase がなくても、CD-ROM Boot がでくることが確認できたので、まあ、なんとでもなりますね。

 3桁シリーズは、W510 に続いて、2台目です。この増殖は抑えきれるのでしょうかw?

メモリの増設〜時代は 4GB over でしょうw。〜

 タイトルは過激ですが、実のところは 3GB までの増設だったりします。本来は 1GB を追加する予定でしたが、届いたメモリを装着して、認識されている量を確認したところ、予想していた 2GB ではなく、3GB となっていることで、初めて購入したメモリが 2GB であることを認識していたりしますw。あとから入札した商品を確認したところ、たしかに 2GB でした。

 Windows では、2GB over は当たり前となっていますが、Linux ならもう少し少なくても良いかな、と思っていました。しかし、使い方が悪くなったのか、ブラウザで二桁に達するタブを開いていると、Swap を使い始めてしまい、ブラウザ内での動画再生などでも、紙芝居になってしまいます。まあ、使い方が悪い、で終わってしまう話ではありますが、せっかく購入したマシンを使うのに、ストレスありは良くないですよね。そう考えて、メモリの増設をしたわけです。

 この10年間、いや、初めて自分の PC を入手した時からすれば25年の月日が流れています。初めて購入したメモリは、PC98 C-Bus 用の 2MB RAM ボード(9,800円)でした。今となっては笑い話でしょうが、当時としては、これだけあると、日本語変換の辞書を入れて、Work エリアをおいても十分な容量で、使い勝手が非常に改善されました。メインメモリが 640KB の時代でしたから、当然かもしれません。それから2年が過ぎ、Windows を導入するときに、8MB の増設メモリを2枚搭載して、16MB にしたときには、こんなに広いメモリを何に使うのか、と思ったほどでした。当時は確か1枚2万円ほどしたように思います。100GB の HDD が、10万円を超えていた時代でした。購入してすぐに、価格改定を喰らい、なんと10万円を切る価格になったときには、店員には平成を保ちましたが、内心は、煮えくり返っていましたねw。 

 今では、単位が1,000倍ですから、時代の流れの速さに驚かされます。初めて PC/AT 互換機に手を伸ばした 1993 年、国産機を上回るスペックの自作機を組むのに30万円ほどかかりました。しかも、この価格は本体のみで、画面はもちろん、OS も入っていない価格です。それでも、同じ値段の国産 PC よりも頭ひとつ抜きん出ているスペックでした。この X200s には、1万円ちょっとで、スペックはさくっと超えていますw。まったく、この20年間の価格破壊ぶりには、本当に驚かされます。中古市場が活性化するはずなく、PC Shop の採算がとれなくなってくるのも、ある意味必然と言えました。 

 少々余談が過ぎましたね。とりあえず、X200s の強化ポイントは、ほとんどこなしました。これ以上のメモリを増設する予定はありません。用途的に必要な場合には、W510 で処理しますし、とりあえず、動画再生や Web 閲覧をする意味では、3GB あれば十分足りています。HDD も 500GB までしていますので、このマシンはこれで拡張は終了の予定です。まあ、そのうち、自宅の Server 群の一角を担うことにあるのでしょうね。

後日談〜Linux からのテザリング不可?〜

 X200s のメイン OS は Vine Linux 6.1 です。無線 LAN ももちろん認識され、自宅内の 802.11n 環境に問題なく接続できています。なので、このような問題があるということは、気づかなかったのです。

 外出先で、テザリングを行ったところ、ブラウザにページが表示されないのです。コマンドラインから nslookup で名前解決することはできるのですが、データ転送を始めるとすぐに、HTC ISW13HT が無反応になります。携帯側を操作すると、普通に使えるので、パケットの送受信自体は行われていると思われるのですが、なぜ止まってしまうのか、全くわかりません。同じ環境で Windows XP を起動してテザリングを行うと、全く問題なく使えています。自宅のネットワーク上では、無線 LAN でも全く問題ないので、かなり環境が限定される問題のようです。

 搭載されている無線 LAN は Intel(R) WiFi Link 5100 AGN であり、dmesg のログでも、下記の通り認識されています。

 iwlagn: Intel(R) Wireless WiFi Link AGN driver for Linux, in-tree:
 iwlagn: Copyright(c) 2003-2011 Intel Corporation
 iwlagn 0000:03:00.0: Detected Intel(R) WiFi Link 5100 AGN, REV=0x54

 テザリングに成功して、HTC ISW13HT に ping を実行すると、きちんと反応があります。が、その状態でブラウザを開くと、パケットの送受信が止まります。一度回線を切断して、再認識させるまで、無反応状態が続きます。

$ ping 192.168.1.1
PING 192.168.1.1 (192.168.1.1) 56(84) bytes of data.
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=1 ttl=64 時間=1.64ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=2 ttl=64 時間=4.80ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=3 ttl=64 時間=0.949ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=4 ttl=64 時間=3.54ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=5 ttl=64 時間=2.15ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=6 ttl=64 時間=1.25ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=7 ttl=64 時間=5.90ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=8 ttl=64 時間=5.23ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=9 ttl=64 時間=5.31ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_req=10 ttl=64 時間=4.15ミリ秒
^C
--- 192.168.1.1 ping 統計 ---
送信パケット数 22, 受信パケット数 10, パケット損失 54%, 時間 21014ミリ秒
rtt 最小/平均/最大/mdev = 0.949/3.494/5.901/1.761ミリ秒

(ここでブラウザを開く)

[kurota@x200s ~]$ ping 192.168.1.1
PING 192.168.1.1 (192.168.1.1) 56(84) bytes of data.
送信元 192.168.1.17 icmp_seq=41 目的のホストへ届きません
送信元 192.168.1.17 icmp_seq=42 目的のホストへ届きません
送信元 192.168.1.17 icmp_seq=43 目的のホストへ届きません
送信元 192.168.1.17 icmp_seq=45 目的のホストへ届きません
送信元 192.168.1.17 icmp_seq=46 目的のホストへ届きません

 何が原因なのですかねえ。無線 LAN としては認識されているので、そのまま動いて欲しいのですが、Linux 側からテザリングすると動作しません。ただし、X40 にて Vine Linux を起動した場合には、問題なくテザリングしてくれるのです。考えられる可能性は、無線 LAN のドライバかな?と思っていたりするのですが、自宅の LAN や BB Mobile Point などでは問題なく利用できるので、ドライバだけの問題でもないのかな、とも思っています。ただ、X200s でテザリングができないのは困るので、USB 2.0 な無線 LAN デバイスを用意して、使えるようにすることも現在検討しています。予期せぬ展開に、正直対応策を見つけきれずにいます。


Last Update is 2013/07/13. CopyRights Tazoe Kazuya 2013.