C409CA の導入

〜これで気分は織田裕二!?〜


 ということで、携帯を機種変更しました。cdmaOne になってから、3度目の機種変更です。すでに Packet One 対応化させていたにもかかわらず、あえて機種変更をしたことには理由があります。

 最大の問題点は、301H では通信中に充電できない、ということでした。301H の充電端子は底面にあり、通信用ケーブル接続口をはさんでいます。このため、充電器か通信カードのいずれか一方のみが使用可能でした。しかし Packet One を使うと、通信に要したデータ量による課金のため、通信時間そのものを意識しなくなります。このことは同時に、通信中の電力消費が高いことを意味します。まだ Packet One では、受信側は最大で五回線を占有するため、通話よりも電力消費が激しくなっています。このため、通信しがらも充電可能な機種が望まれていました。

 これだけの理由であれば、あえて発売間もない C409CA を選択する必要は少ないと思われるかもしれません。しかしもう一つの理由があるのです。私は Bike 乗りでもありますので、遠征(ツーリング)に出かけることもよくあります。しかし、雨男ではないのでしょうが、翌出先で雨にあたってしまうのです。かばんに入れておけば良い、という意見もあるでしょうが、かばんに入れておいたのでは、電話が鳴ったことに気づかなくなるため、首架けすることがよくあります。ところが、雨という奴は、上着のすき間を狙って進入してくるため、多くの場合、上着のファスナーから進入してしまうのです。もうおわかりですね?首架けした携帯電話がもっとも水に濡れやすいところにきてしまうのです。通常、携帯電話というものは、水濡れ厳禁であり、故障の原因が水濡れにあると、保証期間のあるなしにかかわらず、有償修理となってしまいます。  

 この C409CA という端末は、他の携帯と異なる点があります。それは、G-Shock の機能が取り込まれた携帯電話である、ということです。G-SHOCK は対衝撃性や防水などに勝れており、ヘビーデューティに耐えられるように制作されているわけですが、この技術を携帯に搭載したのが C409CA なのです。カシオでは、この G-SHOCK 技術を搭載した携帯電話を G'z One と名付け、二代目となる C409CA から売り文句の一つとして、積極的に使用していくようです。

 上にも書きましたが、C409CA は、実は G-SHOCK 技術を搭載した初の携帯電話ではありません。初代は C309CAというモデルでした。発売当初は、ものめずらしさも手伝ってでしょう、あちこちで売り切れ続出となりました。しかし、一ヶ月もすると、一時の熱気は薄れ、あちらこちらでたたき売りされてしまうほどまでに、おちぶれていきました。初代のっデザインは、のっぺりとした印象があり、液晶部のサークル以外は、他の携帯電話をあまり差を感じませんでした。また、携帯電話としても機能が今ひとつの感があり、次世代機を望む声が高まっていました。私自身、ショップの店頭で話を聞くと、次の 4xx シリーズまで待ったほうがよい、とアドバイスを受けていたほどでした。

 そんなこんなで、ヘビーデューティーに耐えられる C409CA が登場してすぐに機種交換に走ったのでした。

 使用してみて感じたことは、さすがにごついな、ということです。用途が用途だけに、作りは重厚なイメージを受けます。あちこちにある開放口は、パッキンで固められており、特にデータ通信ポートなどは、占めるのに多少力が必要となっています。それまでの 301H にくらべれば、かなり感触が異なります。また、各種ボタン類は、防水のためでしょうが、他の単末に比べて、固い感じを受けます。

 それでも、この端末は気持ちが良いですね。男の電話、みたいな雰囲気まで持っています。それこそ、ミリタリーグッズを好む気持ちが、少しわかるような気がしました。もちろん、ボディーカラーは Black を選択しています。最近 Makka とか Makkiiro とかのカラーバリエーションが増えているようですが、C409CA の使用目的から考えると、Black こそ本命ではないか、と感じています。

 懸案事項であった通信中の同時充電については、もちろん問題なくなっています。ミドルパックを契約しているのですが、最近 Router にこの C409CA を接続して、擬似常時接続をすることも検討しています。実使用データ量課金なので、つなぎっぱなしにしていても、パケットさえながれなければ、課金対象にはならないため、常時接続もどきにはなります(^_^;;。しかし、ミドルパックの大幅ディスカウントには、心底驚かされます。ほとんど使いきることはないでしょうが、油断していると、大変なことになる時もあります(苦笑)。