T41 のクラッシュ

見えない傷は深かった


予兆は忍び足で...

 T41 を使っていて、どきどき妙な状態に陥ることがありました。具体的には、T41 をつまんだときに、画面表示が乱れてしまう、という状態です。まるで、昔のカラーテレビよろしく、LCD 上に色つきの帯が表示され、その後再起動するまでは復活できない、という状態でした。作業中に発生するとなかなか痛いところですが、再起動すると元に戻るので、ちょっとした不具合が発生しているのかも、と考えていました。致命的な傷というわけではなかったことも、対応に時間を要することになった、一因かもしれません。

 しかし、目立つ傷ではなかったことが、私を油断させることになるとは、このときは気づいていませんでした。

 この状態となってから、半年ほど経過した1月に、仕事で栗原市まで出張することになりました。行きは同乗していくことになったのですが、帰りについては自前で確保しなければならず、交通機関を利用することとなりました。栗原市には、くりこま高原駅があり、新幹線を使えば、30分程度で仙台まで戻ることができます。が、仙台以北の新幹線は、一時間に一本程度となることから、うまく時間が合わないと、ホームで電車を待つ羽目になります。また、後で精算はされるものの、新幹線の乗車券は結構痛いところがあります。かといって、在来線を利用するとなると、最寄りの駅まで30分ほどかかり、さらにそこから1時間以上もかかることから、乗り合わせが合わないと、2時間以上かかってしまう可能性もあります。そこで、高速バスを利用することにしました。幸い、一時間に一本はあり、バス停も出張先から近く、なかなか良い選択肢でした。料金的にも、在来線を利用する場合と大きく異なるものでもないので、負担が増加するということもありませんでした。移動時間こそかかるものの、乗客は少ないでしょうから、車中で内職(苦笑)もできるな、と考えていました。

 出張用務も無事終了し、高速バスにも無事乗車でき、すっかり安心していました。時間的なことから、乗客はわずかに二人ということで、二人がけの座席を占有し、何でも出来るスペースが確保されました。さっそく作業を始めるべく、マシンを鞄から出し通電をしました。普通に起動プロセスが進み。ある意味安心していました。しかし、X Window System が起動するものの、画面表示が乱れてしまい、ログインすることもままならない状態となっていました。どうにもおかしいと感じたことから、動作確認の意味で、Dual Boot にしていた Windows 2000 を起動してみました。本来であれば、ログイン状態までスムーズに進むはずでした。しかし、現実にはログインどころか、起動が完了するところまで進まない状態となってしまっていました。X だけがおかしいということであれば、Linux の再インストールということになるでしょうが、Windows 2000 も正常に起動しないということから、ハードウェアの異常が疑われました。

 自宅に戻り、Web 上を探して PC Doctor を見つけ出し、診断させたところ、やはりビデオ回路関係に障害が発生しているようでした。他の場所については、対応する道があるものの、ビデオ回路はシステムボード上に存在しており、交換するためにはシステムボードを入手する必要があります。しかし、さすがにシステムボードの交換は大がかりな作業となることから、自力での対応は難しいと判断するしかありません。やむなく、IBM の修理受付に連絡し、クーリエサービスを申し込むことになりました。

 修理受付の事前の概算経費を聞いて、意識が飛んだことを覚えています。なにせ、概算で8万円と言われてしまっては、即決するには非常に高いハードルとなり、目の前が真っ暗になりました。これはかなりつらい現実となりました。とはいえ、この時点ではまだ問診に対しての回答でしかなく、実際に現物を診断した場合には、また別のところの故障かもしれず、もっと安価に済むかもしれません。一縷の望みをかけて、愛機を東京に送り出しました。なお、HDD については輸送中に壊れてしまうおそれがあったため、事前に確認したところ、取り外して送付してよい、という話があったため、HDD は取り外して、上京させました。

 見積もりには数日かかることから、意識的に修理に出していることを忘れることに努めました(爆)。あまり深刻に考えると、非常につらい結果が待っていますので、ある意味楽観的に考えるように努めました。しかし、現実は残酷でした。

 自宅に Fax がないという話をしていたことから、修理見積書は郵送されてきました。一縷の望みを掛けて、封を開けました。が、夢ははかなく散りました。障害の原因がビデオ回路にあるらしく、システムボード毎の交換対応となることが、封書の中身には書かれていました。薄れゆく意識の中、金額を確認したところ、修理代金は6万円超と、事前見積もりよりは安価ではあるものの、あっさりと片手を超えてしまいました。この時期は出費がかさむ時期でもあり、そうそう片手を超える諭吉様にご登場いただくことなどできません。しかし、人間とはずるがしこい生き物で、アップグレードすることには鈍感なのですが、ダウングレードすることには非常に敏感になります。すでに Pentium M に慣れきってしまった体に、Pentium III では我慢できるわけもなく、後継機を手配することが必須条件となりました。

後継機の購入

 T41 を購入するときは、清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入をしたわけですが、あの決意をしたころとは環境が大きく異なっており、再び飛び降りるような真似は出来ません。となれば、新品で購入することは断念して、中古で購入することを検討する必要があります。ではどこから購入するか、ということになりますが、仙台のショップで購入するとなれば、修理代にも匹敵する金額が求められます。ましてや、T4x 系の出物があるという保証もなく、いつまで待ったら出てくるかも定かではありません。こういう時には、Yahoo オークションに頼るしかありません。必ずではありませんが市場で購入するよりも安価に購入することができる上、出品者は全国に広がるため、出品されている可能性が非常に高いといえます。そこで、さっそく Yahoo オークションに当たってみました。

 当初はジャンクを狙いましたが、さすがに 10,000 円では P3/600 クラスがあればラッキーという状態でした。そこで、予算額を引き上げ、30,000円としたところ、数台に T4x が引っかかってきました。さて物色、ではなくて品定め(って同じ事ですね)を行いました。さすがに、20,000円台が多くありましたが、終了日までの日数を考えると、予算の範囲で収まるとは思えません。どうするか、思案の為所といえました。

 このとき、妙なことに気づきました。探している T41 の中で、スペックが微妙に異なるのです。特に CPU が Pentium M/1.6GHz や Pentium M/1.7GHz のモデルが抽出されているのに、(あれっ? Pentium M/1.4GHz じゃないの?)と感じていました。CPU 交換をしているわけではなさそうで、上級スペックモデルがあったのか、と驚かされました。何せ、現在故障中に T41 を購入した際に、後継機種の T42 も店頭にあり、そちらの CPU が Pentium M/1.6GHz となっていることに、非常に心を惹かれていたため、まさか T41 で 1.7GHz といううモデルがあるとは予想していなかったのです。

 いくつかの抽出結果を比較し、推移をみていましたが、やはりあっさりと4万円台に突入してしまい、応札することもままならない状態でした。しかし、球数が多いということは、隙間となっているマシンもそこそこあるわけです。案の定、あまり入札されていない物が抽出されていました。さっそく20,000円で入札したところ、先行入札者は余裕を決め込んでいたのか、あっさりと最高額入札者となりました。しかし、一日経過すると、応札がなされ、さくっと 21,000円まで競り上がっていました。応札にはタイミングが重要です。あまり早く応札すると、相手の再入札を呼び込むことになり、落札額の高騰を招くため、タイミングを見て再入札をすることが必要となります。そこで、終了期限30分前に、予算を超過してしまうのですが、40,000円の再入札を行いました。入札相手が見ていなかった、とは思いません。自動入札に任せてしまおうと考えたのかもしれません。しかし、結果としてこの再入札が決め手となり、最終的には 38,000 円で落札することができました。

 Yahoo オークションでの購入金額としては、久方ぶりに大きな買い物となりました。オークションというと、支払いを事前にしなければならない、と思われるでしょうが、現在は必ずしもそうとは限りません。むしろ、事前支払よりも、商品の受領を持って支払いが行われる方式を選択することが、リスク回避の意味からは推奨されています。また、振り込みを行うためには、最低でも ATM まで出向く必要があり、これがなかなか面倒である、というところがあります。Yahoo においては、複数の決済方法が用意されていますが、最近は専ら Yahoo かんたん決済が使えるものを対象として入札するようになりました。

 落札決定したので、即支払いといきたいところですが、ここで送料について確認する必要があります。出品者からの連絡をまっていたのですが、23:00 過ぎまでは頑張ったものの、私にとっては最深夜ですので、今日は来ないと思い、眠りにつきました。翌朝、相手からの連絡を確認したところ、何と 23:30 過ぎに連絡をしてきたことがわかりました。送料の確認ができれば、後は送金して、商品の到着を待つだけになります。Yahoo かんたん決済には、システムメンテナンス以外には送金できない時間はありません。が、このときはちょうどそのメンテナンス時間にぶつかってしまったようで、6:30 まで待たされることになりました(苦笑)。それでも 7:00 前には落札額+送料の支払いを済ませました。出勤前のため、ちょっとどたばたしたのは、ご愛敬ですね。

 支払いを済ませた以上、いつ商品が届くのかということは、非常に関心の高い事項になるのは当然の話です。このため、何度も確認をしたのですが、自宅に20:00 に戻った際でも、まだ反応がありません。もちろん、出品者に対しては、送金を行ったことは連絡済みであり、夕方には相手からの反応があるだろうと考えていました。(まさかねえ...)という不安が頭をもたげてしまいましたが、さすがに連絡の翌日にすぐに督促するのはどうかと思い、一日待つことにしました。

 翌朝、相手からの連絡が入りました。向こうの仕事の関係か、またもや 23:00 過ぎの連絡でした。連絡の内容は、送金の確認をしたということと、商品を送付したこと、到着予定日、についてでした。ところが、商品の到着予定日が、4日後の日となっていることに違和感を感じました。出品者の住所からすると、翌日には送付されるはずなので、仮に送付を依頼した時間が当日回収に間に合わなかったにしても、3日後には到着しておかしくないはずでした。出品者に対し、到着予定日の確認を送り、通知された荷物番号にトレースを始めました。出品者からの連絡からすれば、日本郵便は預かっているので、搬入された記録が見えてもおかしくなかったのですが、データベースの更新の関係からか、まだ反映されていませんでした。日中、仕事の合間に確認したところ、何と荷物は東京を 7:00 に出発し、仙台に 14:00 に到着していることがわかりました。さすがにこれには焦りを覚えました。まかり間違えば、今日中に配送されてしまいます。一人暮らし故、日中は自宅には誰もいませんし、両隣も不定期の帰宅のため、預かってもらうこともできません。配送が今日だとすれば、何としても帰宅しなければなりません。そこで、日本郵便に連絡をして、配送日を確認しようとしたのですが、まだ中継局の情報となっていたため最終の取扱局まで到着した上でないと、配送日の確認はできない、という回答をうけました。また、最終の取扱局までいけば、原則としてその日の内に配達にいく、という回答もありました。となれば、本日中の配送は、ほぼ間違いない、と思われました。

 仕事を急いで切り上げ、自宅に戻り、待つこと十数分、それはやってきました。無事出品されていた T41 を受領することができました。Yahoo オークションはこれまでも使ってきましたが、さすがに当日に到着する、ということはこれまでありませんでした。相手が東京であり、こちらが仙台であったことが幸いしたのかもしれませんが、ここまで早い受領は、今回が初めてでした。

 荷物を開封し状態を確認しました。出品時にはジャンクでお願いします、という記載はありましたが、届いた商品をみるかぎり、最初の目視で気づくような傷もなく、非常に綺麗な状態に驚かされました。開いてみても、LCD はもちろん、キーボードもへたりらしきものを感じることもなく、非常に程度の良いアタリだったと感じました。また、バッテリについても、十分使用可能なものであり、完全充電させた状態では、BIOS 更新も行えました。大変良い買い物ができた、と感じています。

 さすがに、すべてのスペックが向上しているわけではありません。無線 LAN については、ipw2100(802.11b) にダウングレードしています。しかし、元々 T41 には ipw2100(802.11b) が内蔵されており、それを ipw2200 に換装していたわけですから、ダウングレードというよりも、これがあるべき姿といえます。もちろん、修理に出していた旧マシンが戻ってこれば、即換装するつもりです。が、ipw2100 を使っていても、大きな遜色を感じないことから、このまま使い続けるかもしれません。メモリについては、新 T41 は、標準が 512MB となっており、空きスロットが1つあるため、旧マシンから 512MB メモリを移植することで、夢の 1GB 達成となります。VMware Server でいろいろと遊んでいる身には、1GB になることは一つのあこがれであり、このような機会で達成できることは、思わずニヤリとしてしまいます。日本語キーボードも、英語配列のまま使っています。たまに、対応を忘れてしまい、どのキーを押して良いのか、悩んでしまうこともまだあります。旧マシンから移植するかどうか、微妙なところです、キータッチのへたりがないことから、このまま使い続けても、あまり遜色を感じないですみそうです。

環境構築の道

 基本的には、HDD を交換して、T21 用に修正していた部分を T41 に戻すだけなので、変更しなければならない点はごくわずかになっています。kuzdu を走らせていないため、基本的に Configuration は変更していないことが、幸いしているようです。とはいえ、若干のはまりポイントがあったことは事実です。

無線 LAN が使えない。

 気づくまで結構時間を要した部分です。最初、仕様できない理由を、ipw2100 にモジュールが入っていないため、と考えており、T21 に移植していた再に、I/O Data WN-G54/CB3L を使っていました。しかし、ifconfig の結果に eth0 、eth1、ath0 と三種類のデバイスが認識されていることから、ipw2100 については自動認識されているといえました。そこで、I/O Data WN-G54/CB3L を外して ipw2100 を使用することにしたわけですが、なぜか接続できないのです。アクセスポイントは見つかっており、Linux だけでなく、Windows でも接続できないことから、なにかドライバ組み込みに不具合が発生しているのでは、と考えていました。しかし、これが大間違いでした。  

 接続できない理由は単純なものです、我が家では MAC アドレスフィルタリングを行っており、事前登録していない端末からの接続を許可していません。新しいマシンになったわけですから、新たな MAC アドレスが登場したことになります。従って、登録をしなければ、接続できなくて当然であり、ハードウェアの設定間違い、というオチがつきました。アクセスポイントへ MAC アドレスを登録したところ、無事接続ができるようになりました。リモートデスクトップを多様するため、無線 LAN の増速を行っていたのですが、802.11b で接続しても、実のところあまり差がないようなので、802.11g へ更新する必然性は薄いように、最近感じています。

Windows XP が入らない

 旧マシン時代に HDD を交換した際、OS の再インストールすることに手抜きをして、Windows XP と入れる予定が Windows 2000 で茶を濁していました。しかし、携帯へ音楽ファイルを転送する際に利用していた MOOCS PLAYER の配布が終了してしまったことから、ツールを LISMO に切り替えざるえなくなりました。ところが、LISMO は Windows XP カラの対応となっており、Windows 2000 ではダメとなっていました。このことが一気に熱を冷まさせてしまい、その後放置していました。今回ちょうど良い機会でしたので、Windows XP を再インストールすることにしました。

 Windows 2000 の環境には未練がなかったので、クリーンインストールすることにしました。Windows XP の CD-ROM をセットして CD Boot させてしまえば、話は半分終わったはずでした。CD Boot は問題なく行われたのですが、Setup 〜〜〜 のメッセージから、ブルーバックの CUI なセットアップ画面に移行する時に、ディスクアクセスはしているのですが、一考にその先に進まない、という非常に謎な状態となってしまいました。ファイルコピーをするところまで行かないため、どうにも打つ手がなく、正直困ってしまいました。

 セットアップの早い段階でダメになってしまうことから、次の手として、Windows 2000 上から新規インストールを行うことにしました。なぜか、Windows 2000 上からインストールを始めると、ファイルコピーもスムーズに進み、インストールが完了します。ただし、同じ C ドライブ上に Windows XP と Windows 2000 が存在することになるため、Program Files 等がかぶってしまうことになります。これは、後々に不具合を引き起こす要因になるため、すでに構築済みの Windows 2000 上から入れることは、非常に問題が生じてしまうことになります。そこで、ちょっと面倒でしたが、Windows 2000 の再インストールから行うこととしました。

 具体的な手順は、最初に Windows 2000 のみを導入させ、その直後に Windows XP をインストールする、という手法をとりました。Windows 2000 のみとしてしまえば、Program Files には Windows 標準のソフトウェアのみとなります。その後 Windows XP のインストールで上書きされても、大きな問題は発生しないはず、という目論見を立てたわけです。クリーンインストールを行うことができない以上、次善の策としてはこの方法しか思いつきませんでした。この方法の怖いところは、Windows ディレクトリがかぶってしまうと、非常にまずいことになる、ということでしたが、Windows 2000 は WINNT ディレクトリを使い、Windows XP は WINDOWS ディレクトリを使うという仕様であったため、WINDOWS ディレクトリの扱いはそれほど悩む必要はありませんでした。

 インストールそのものは、非常にシンプルに進みました。Windows XP を導入できたところで、WINNT ディレクトリをばっさり削除し、boot.ini から Windows 2000 の起動行を削除することで、一応は Windows XP の環境を構築することができました。一部のプロファイルに、.WINDOWS という拡張子がついてしまいましたが、これはご愛敬としています。Windows XP のインストール終了後には、アップデートを行う必要があります。さすがに、オンボードの Intel e1000 は Windows XP での標準サポートは行われないため、このドライバを他機でダウンロードし個別にセットアップすることだけは必要でした。

 さすがに Vista の SP1 が出ようとしている時期でもあるわけでもあり、Windows Update はすさまじいものがありました。93 個もの更新ファイルは、ある意味悪夢に等しいものがありました。B フレッツと Giga LAN がなかったら、一時間で終わっていたかどうか、非常に不安が残るところでした。それでも、高速な回線は有効に働き、概ね一時間で Windows Update は終了しました。その後、提供終了が迫る Think Vantage ソフトウェア導入支援で、一気にサポートツールを導入して、Windows XP の再インストールが完了しました。方法を見つけるまでにかかった時間を含めると、実に三日を要する大がかりな作業となりました。

 なお、ハードウェアとの相性を疑い、別のマシン、具体的には T21 にて Windows XP の第一段階インストール(インストール専用のミニマム XP が起動する状態)までを行おうとしたのですが、こちらでも同様の問題が生じてしまい、本体以外に問題がありそうだ、という結論となりました。というのも、別の HDD を取り付けてインストール作業を行うと、前述した障害は全く発生しないので、未だになにが原因かわかりません。

旧 T41 の行方は...

 後継機を購入した以上、修理はせずに回収することとしました。IBM の修理受付には、15日の朝に修理しない旨の連絡を FAX で送付したので、早いと週末には戻ってくることになります。もしかすると、里帰りさせたおかげで不具合が収まってくれているかも、と霞よりも薄い期待を持ちながら、マシンが帰ってくることをまっています。もっとも、戻り次第、キーボード、無線 LAN、512MB メモリ、は引きはがされることになるので、ある意味では、よりかわいそうなのかもしれません。ともすると自分がサド伯爵なのかも、とさえ感じてしまいます(苦笑)。

 GUI さえあげなければよい、ということであれば、戻ってきてからの使い道はあります。まあ、自作の道を歩んだ結果、野村監督よろしく、再生工場と化している我が家ですから、各種の方法で、復活を試みることは、また一つの楽しみ方といえるかもしれません。永眠させるには、まだちょっともったいないので(苦笑)。


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